コミュニケーションってやつ
コミュニケーション…
人間は毎日これに晒されている。家から一歩外に出れば途端にこれが絡んでくる。
薬局内でも何か問題が起きると最後には必ず
「よく相手とコミュニケーション取れてたの?」っと問われる常套句。
続きを読む仕事が出来るってなに?
先日当薬局の男性事務からこんな相談を承った。
「仕事が出来るってなんですかね」
ん?彼自身は仕事も早いし仲間との関係も良好だし、特に何も問題ない毎日を送れている人だと思ってたので、相談内容と一致しない相手に少し戸惑った。
どした?っと聞いてみてもごく一般的な話ですっと言ったふうで、でも何か答えが欲しいんだろうからと私的意見を述べてみた。
「私が思う仕事が出来る人は‘自分の良いところを上手く引き出せる人’が仕事が出来る人だと思うの。個人の能力って正直差が激しいよね?何年経ってもミス減らない人もいる。でもね、それが即‘仕事出来ないから使えない’とはならないと思うの。例えばその人にテプラお願いした事あるんだけど、テプラのプロみたいになーんでも作れるんだよね?他にもどんなゴミでもキチッと分別して必ーず片付けておいてくれる人もいるんだよね?それが能力か?って思うかもしれないけど、私にとってそれは立派な能力で自分の良いところを自分で引き出してると思ってるよ。ウチの薬局みたいな小さい規模の会社だと、そう言う能力の寄せ集めで成り立ってると思うけど。」
(でもそれだけじゃ薬局まわんないでしょ?)
続きを読む女性の謝るはちょっとある
先日事務職員が辞めると言い出した。
この狭い薬局内で犬猿状態の女性事務員がいた。一方は言いたいこと半分も言えないような女性、一方は仕事テキパキの女性。2人とももう開局当時からいる10年クラスの職員だから、やられてる方はある意味ガミガミ言われ慣れてしまっていた。何かミスを見つけられようもんなら「ここはなんでこうなのか、ここはこうじゃ無いのか、前にも注意しましたよね」の3連発ノックアウトを公然とやられていた。周りの人間も慣らされてしまって本当はうんざりしてても改めてその態度を注意する事はなかった。
そんな状態でも事務員同士なんとなくいたわりあって折り合いをつけて上手くやっていた毎日だった。当薬局は事務員が15名も在籍していて隠れ蓑があるので、苦手な人間を避けて働ける職場なのだ。ところがある日その女性が薬剤師にまで噛み付いた。
「〇〇先生が泣いちゃったの…」(当薬局では薬剤師の事を先生付けで呼ぶ)
そのオチまで聞いたところで「ふむ、こりゃマズいね」と判断した。
事務と薬剤師の不必要な対立を生みたくないし、話しなきゃだめか。
ちょうど会社の職員面談の時期にあたっており、普段の様子とこれから想定される事態を報告した。
早々に彼女は本部管理者から呼び出され面談を終えたところで泣きじゃくりながら私の肩でこう泣いていた。
「先生、今までごめんね、私もう辞めるわ。もう無理だわこんな会社。私、私、本当にごめんね。」
続きを読むあなたはどんなリーダーか
全くタイプの違うリーダーがいる施設に出入りしていると、聞こえてくる職員の本音に考えさせられる。
ある日一人の職員が怒られていた。どうやら夜勤の間DVDデッキを持ちこんで映画観てたらしい。怒られるの当然なのだが問題はそこでは無い。なぜ悪いとわかる行為をしたのかだ。
更にそこの施設の職員が一人辞めた。途端にシフトが回らなくなり歪みがかかった人員配置に残った職員たちから不満が噴出してくる。女性職員3人が施設長の居ぬ間に憂さ晴らしの座談会してる。その内容からしてその場にいない施設長の悪口を言っているのがわかった。この施設の中核となる3人だから大変だ。キャリアがある人達だからすぐに辞めるとか辞めないの話にはならないだろうがしっかり手綱引かないとこの施設崩壊してしまう話だ。
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